2016年08月01日

電気自動車

電気自動車とは、電気をエネルギー源にしてモーターで走行する自動車をいい、EV(Electric Vehicle)とも呼ばれます。

広義ではハイブリッド車や燃料電池自動車も電気自動車になりますが、一般的には大容量の二次電池を用い、それのみで走行するものを指します。

二次電池は繰り返し充電できる電池で、その充電量の多さと電気の出入力性能からリチウムイオン電池がよく使われます。

電気自動車の仕組み.gif

電気自動車は基本的に車外の電源から電池に充電した電気エネルギーをインバーターで制御し、モーターへ伝えて動力にします。

パワーコントロールユニット(インバーターとDC/DCコンバーターで構成)のインバーターは、バッテリーから送られた直流電流を交流電流に変換し、モーターへ送っています。また、電流量を調節してモーターの出力を制御します。
DC/DCコンバーターは、オーディオ、カーナビ、ヘッドライトなどの直流12V電源で作動する電装品のために、走行用のリチウムイオン電池の高電圧を下げ、各電装品に電気を送っています。

モーターで駆動する電気自動車は、停車状態から一気にフルトルクを発揮できるため、加速力に優れています。また、駆動時の静粛性もよいです。
減速時には、発電機として減速エネルギーの一部を回収する回生機能を備えています。

電気自動車の構造は簡素で、内燃機関自動車のような吸排気装置やエンジンの冷却装置も不要です。

内燃機関自動車ではエンジン性能が自動車メーカー間の大きな競争力の源泉になっていますが、モーターの場合はエネルギー効率がもともと構造的に高いため、そこに競争力はあまりありません。
最大の課題は航続距離に関係するバッテリーの性能や価格で、この技術開発が待たれます。

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