2016年10月04日

トラクションコントロールシステム(TCS)

トラクションコントロールシステム(Traction Control System、略称 TCS)は自動車の制御機構の一種で、発進・加速時のタイヤの空転を防止する装置です。
アクセルを踏み込んだときパワーがかかりすぎてタイヤがホイールスピンするのを防ぎ、駆動力を効率よく制御する装置です。

一般的に使用される略称はTCSですが、トヨタ自動車では、TRC(TRaction Control)、三菱自動車では、TCL(Traction ControL)という異なる略称をそれぞれ用いて呼称しています。

4輪に装着された速度センサとマイコンの一種、ECU(Electoronic Control Unit)により、タイヤの空転を検知すると、エンジンの電子制御スロットルを絞ったり、燃料噴射装置の燃料供給量を抑制して駆動力をコントロールしホイールスピンを抑える働きをします。

トラクションコントロールシステム1.gifトラクションコントロールシステム2.png

雨天時や悪路など、滑りやすい路面で効果を発揮するのはもちろん、コーナリング時の操縦安定性確保にも役立ちます。

雨天時や悪路での走破性が向上する反面、一般的な装置では意図的なパワースライドも防いでしまうため、スポーツ走行には邪魔になる場合があります。スポーツカー用のトラクションコントロールでは、ある程度のパワースライドもできるスポーティなセッティングになっています。

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